総合ダウンロード・サービス会社『株式会社ムーハ』設立について

　TBS、フジテレビ、ソニー、東芝、松下電器、電通、インフォシティの７社は１１０度CSデジタル放送とその他のメディアを利用して総合的なダウンロードビジネスを展開するために、事業スキームやそれを実現するためのシステムを検討する企画会社「株式会社ムーハ」を設立することで合意し、本日発起人会を開催しました。 発起人会には発起人全員が出席し、TBSとフジテレビを発起人代表に選任した他、発起人組合規約などを承認しました。

新会社は当初１１０度CSデジタル放送を利用し、音楽とコマーシャルデータを中心としたダウンロードビジネスを展開する予定です。ただし、新会社自体が委託放送業務の免許申請するものではなく、株主各社の一部が申請する帯域でサービスを行う計画です。
　 長期的には静止画、動画ソフトのダウンロードも志向します。またインターネット(PC)や移動体通 信(携帯端末)など放送以外のメディアも視野に入れた総合的ダウンロードビジネスを目指します。
　 そのために放送局２社はそれぞれが制作・保管している音楽や映像のノウハウを提供するとともに、これまでに構築してきた音楽などの著作権者の皆様との協力関係を、この事業にも活かせるよう努力します。
　 メーカー３社とインフォシティはダウンロードサービスがユーザーにとって利便性高く効率よく実現できる環境の構築を検討し、その実現を目指します。
　 電通は株主各社と協力してBSデジタル放送および１１０度CSデジタル放送の双方向コマーシャルを普及させるためのサービスの実現を目指すとともに、ダウンロードビジネスの普及にも貢献することを目指します。
　 新会社は早ければ年内に設立し、その中でさらに細かい検討を加えて、１１０度CSデジタル放送の開始に間に合うように事業会社に発展させる計画です。この段階で７社以外の音楽関係などの方々にも参加していただき、協力を仰ぎたいと考えています。 社名の「ムーハ」というのは「multimedia」、「music」、「harvest」、「harmony」などの意味をこめたものです。

会社概要

以上